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2012年7月のARCHIVES

350円のホスピタリティー

先日、東銀座にある「スワン・カフェ」に偶然に入りました。店内にベーカリーが併設しているごく普通のカフェで、北欧や南国のイメージを取り入れているという風でもありません。席に座り、アイスコーヒーを注文。しばらくいると、そのカフェに流れる空気のフシギさに徐々に気がつきました。ホールスタッフが全員、障がいをもつ方だったのです。彼女たちの非常に丁寧な対応を通じて、一生懸命さと真摯な気持ちが僕の体の中に伝わってきました。スタッフは、ドアを都度開閉し、立て膝をついて荷物を受け取り、商品の説明する姿も一生懸命。精一杯もてなしたいというスタッフの気持ちがカフェの空気を満たし、自然とその場にいるお客さんを笑顔にしていました。優しさと暖かさであふれる空気が、全身の皮膚から体へと伝わってくるのです。高級ホテルのおもてなしではなく、一杯350円のコーヒーで清々しく豊かな気持ちにさせてもらいました。ありがとう「スワン・カフェ」。
後で知ったのですが、「スワン・カフェ」は、障がい者を支援する目的で始めた草分け的ベーカリー&カフェでした。店名の由来は、「みにくいアヒルの子だと思っていたら実は白鳥(=スワン)だった」というデンマークの童話作家アンデルセンの作品とのことです。

Swan bakery & Cafe→http://www.swanbakery.jp/swan/index.html

swan_120731.JPG


by takahisahashimo | 2012-07-31 13:37 | Art | Comments(0)

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