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2014年12月のARCHIVES

「聖者たちの食卓 Himself He cooks」を観て。

1ヶ月以上前ことだが、ランチついでに「聖者たちの食卓 Himself He cooks」を鑑賞した。インド&カレーという僕の大好きなトピックに惹かれ、単なるドキュメンタリーだと思っていたが、鮮やかなまでに裏切ってくれた。
これは、インドの北西部にある「ハリマンディル・サーヒブ」という寺院で500年以上受け継がれる無料食堂で、毎日まかわれる10万食分の豆カレーづくりの裏舞台が題材である。ナレーションも一切なく、淡々と10万食分の豆カレーが作られる様子が描かれている。
そして、野菜を育て、収穫、運搬、火起こし、具の準備、調理、配膳、洗浄、片付けすべてが人の力による原始的な方法で行われている。
とにかく、インドの街角を彷彿させ人の波と食ベものの量など、圧巻の映像ではあることは確かだが、「食べる」という行為を通して、お互いを想いやり、共に生きるという大切なことが浮き彫りしてくれる。
僕たちの暮しも、利便性や利己的なことを求めすぎて、大切な事をポロッと落とし忘れているのかもしれない。もともと、僕たちも理解して実践していたはずの暮しの感覚が、懐かくもあり、眩しく美しく映る作品だった。
インドのカレーをみて、日本の自分の暮しを見つめ直したいと感じた。

聖者たちの食卓→http://www.uplink.co.jp/seijya/

seijya.jpg

by takahisahashimo | 2014-12-28 22:55 | Art | Comments(0)

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